彼方のアストラ (4)

彼方のアストラ (4)
篠原健太

なるほど。

だからアストラ号なんだな。

これは作者してやったりの展開。

もう書きたくて書きたくてうずうずしていただろう。

この4巻は名作だな。

いや参った。

子供たちの出自については薄々感じていたというか、まあ流行のものではあったけれど、いろいろな謎が一気に解かれて面白かった。

彼方のアストラ (3)

彼方のアストラ (3)
篠原健太

いやこうきたか、という感じの3巻。

ルカの秘密はまあともかくとして、なぜアストラ号が?っていうところで終わり。

アニメだったらエンディング曲が流れて「くっそ~いい引きだ」と唸るところ。

さて何がどうなってるのかは次の巻。

次の巻は起承転結の転に当たるので、かなり読み応えがありそう。

刑事ゆがみ 5

刑事ゆがみ 5
井浦秀夫

この巻はちょっと落ち着いた感じ。

やはり印象に残るのはボケかけた老人と女の子の話かな。

割とあっピーエンドで終わるので、安心して読んでください(笑)

後の2本はこの作者ぽくなかったかな。

まあ変な期待かけられるとうざいと思うのでこれぐらいで。

でも期待はしてます。

「日本国紀」の副読本

「日本国紀」の副読本
百田尚樹・有本香

日本史は大嫌いだった。

受験に必要だったので取っていたが、まあ酷い点だった。

「日本国紀」は相当気を配って飽きないように作ってあるが、それでも俺には眠かった(笑)

それに比べると、話し言葉が中心であることもあって、こちらの方が随分読み易かった。

大筋の意見には全くその通りだと思うが、ただ1点。

おそらくこの2人はデジタル社会のリテラシーがかなり不足している。

「日本国紀」が必要以上に批判されるのも、おそらくそこが原因じゃないか。

今大学を卒業した、あるいは卒業しようとする人なら、自分の論文にWikipediaからの抜粋は恐ろしくて絶対しないだろう。

この2人にはそれが通じないのだ。

他の本と同じようにWikipediaを参考資料として用いる。

別にWikiからの情報ですよ、という脚注でもあれば良かったんだが、今の若い人とこの2人の間ではそこが多分お互い考えられないほどの差がある。

おそらく指摘しても何のことを言っているのか、そもそもそこのところがよくわからないはずだ。

著者たちが言う通り、「日本国紀」はwebの「虎ノ門ニュース」など、デジタル化された社会にしかあり得ない売れ方をしたし、俺もこれは新しい本の売り方だなと思ってちょっと興奮した。

その2人がデジタル・リテラシーに疎いとは誰も思わないんだが、結構インターネット周辺でも知らないことがあるようなのだ。

百田さんも有本さんもそれぞれの分野では大活躍されていて、その名声が「日本国紀」をあれだけ売ったんだから、幻冬舎はデジタルに詳しい編集者をつけるべきだったと思う。

別に今ついてる編集者が悪いというのではなく、どの情報なら完全に信用して良いのか、どの情報は話半分、どの情報は怪しいといった若い人なら皆知ってるような情報を百田さんに教え込んでいたら、「日本国紀」はもう一段凄い読み物になっただろう。

まあでもそういうことを差し引いても、一度は読んでみる価値のある本です。

2冊共にね。

HUNTERxHUNTER17

HUNTERxHUNTER17
冨樫義博

まとまってたのでこれを先に書いてしまう。

この辺ドッジボールだね。

2003年か。

まだ少しやる気(?)の見える富樫だった。

2019本格ミステリ・ベスト10

2019本格ミステリ・ベスト10
探偵小説研究会

今年は本格ミステリは不作だったな。

ベストが短編集だもの。

強いて言えば翻訳物の「カササギ殺人事件」ぐらいだね、今年の目玉は。