影法師

影法師
百田尚樹

さすが百田さん読みやすかった。

2人の人物の人生を追う形で進むのだが、そちらよりも勘一が子供の頃の出来事がいろいろ記憶に残っている。

武家の次男坊は大変だとか、百姓一揆で関わった者たちが次々に死んでいく場面など、やはり当時の風習は辛いものが多い。

おそらく手を加えれば書き加えられる場面が多いと思うのだが、まあこれが完成形と百田さんが思うのなら仕方ない。

ちょっと設定に無理があるんじゃないか、とも思うがこれも作風のうちのひとつなのだろう。

短いのでさっと読むことが出来る。

読書感想文なんかにいいかも。

今こそ、韓国に謝ろう ~そして、「さらば」と言おう~

今こそ、韓国に謝ろう ~そして、「さらば」と言おう~
百田尚樹

読みましたよ『今こそ韓国に謝ろう』文庫版。

まあ内容は皆さん知っての通りです。

長年のネットユーザーにとっては知らないことはない内容。

百田さんの軽快なおしゃべり口調(?)で語られるので、本として読む価値はあります。

それにしても日本海挟んで日本とこれほど違う文化(?)が存在したなという感じ。

まず汚い。

俺の住む場所もそりゃあ綺麗じゃないが、そういうレベルでは語れない汚さ。

ひょっとしてあの民族の問題の殆どはあの汚さから来るんじゃないかと思わせる。

その汚穢の中から現在のあの民族が良くやる食品衛生上の扱いの悪さなどが生まれている。

あの地に生まれつくという罰ゲームはほんと厳しい。

俺なんか一日も我慢できないわ。

百田さんも書きながら随分困ったんじゃないか。

本当のことを恐れずに書くととんでもないことになってしまう。

というわけで本書は最近話題の隣国のほんとの姿を現しています。

お勧めですが、ショックを受ける方もいらっしゃると思うので、後は自己責任で(笑)

「日本国紀」の副読本

「日本国紀」の副読本
百田尚樹・有本香

日本史は大嫌いだった。

受験に必要だったので取っていたが、まあ酷い点だった。

「日本国紀」は相当気を配って飽きないように作ってあるが、それでも俺には眠かった(笑)

それに比べると、話し言葉が中心であることもあって、こちらの方が随分読み易かった。

大筋の意見には全くその通りだと思うが、ただ1点。

おそらくこの2人はデジタル社会のリテラシーがかなり不足している。

「日本国紀」が必要以上に批判されるのも、おそらくそこが原因じゃないか。

今大学を卒業した、あるいは卒業しようとする人なら、自分の論文にWikipediaからの抜粋は恐ろしくて絶対しないだろう。

この2人にはそれが通じないのだ。

他の本と同じようにWikipediaを参考資料として用いる。

別にWikiからの情報ですよ、という脚注でもあれば良かったんだが、今の若い人とこの2人の間ではそこが多分お互い考えられないほどの差がある。

おそらく指摘しても何のことを言っているのか、そもそもそこのところがよくわからないはずだ。

著者たちが言う通り、「日本国紀」はwebの「虎ノ門ニュース」など、デジタル化された社会にしかあり得ない売れ方をしたし、俺もこれは新しい本の売り方だなと思ってちょっと興奮した。

その2人がデジタル・リテラシーに疎いとは誰も思わないんだが、結構インターネット周辺でも知らないことがあるようなのだ。

百田さんも有本さんもそれぞれの分野では大活躍されていて、その名声が「日本国紀」をあれだけ売ったんだから、幻冬舎はデジタルに詳しい編集者をつけるべきだったと思う。

別に今ついてる編集者が悪いというのではなく、どの情報なら完全に信用して良いのか、どの情報は話半分、どの情報は怪しいといった若い人なら皆知ってるような情報を百田さんに教え込んでいたら、「日本国紀」はもう一段凄い読み物になっただろう。

まあでもそういうことを差し引いても、一度は読んでみる価値のある本です。

2冊共にね。