「統一朝鮮」は日本の災難

「統一朝鮮」は日本の災難
古田博司

面白い。

これまで古田教授の本を3冊読んで、一番面白かったのは藤井厳喜さんとの対談だが、これも面白い。

やはり朝鮮を斬るとき切り方は前2冊と同じだが、こちらは少し堅めの本なので、かなり納得のいくように書いてくれている。

何より一番古田教授の本を読んでいて助かったのは、韓国や北朝鮮についてどうあっても別に何も感じなくなったところだ。

この民族は日本に何かやろうと思ってやれる民族ではない。

ついでにいうと中国も実はかなり脆弱で、元々戦争に弱いことに加えてあの地形では、日本に攻めてくるのはまず不可能だ。

少なくともその実感が得られたのは大きかった。

統一朝鮮がどうの中国がどうのという前に、国内をきちんと掃除しておくのが大事だとわかった。

古田教授は他にも色々朝鮮民族の特色など書いてくれている。

どれを取っても知りたくないような話ばかりだが、興味のある人はどうぞ。

百田さんの「韓国に謝ろう」と比べて、遙かにこちらの方がかかった年月と学識が違うと思った。

まああれも面白い読み物だが、最近の韓国に何か言いたいことがある人には古田教授の本を薦める。

米日露協調で、韓国消滅! 中国没落!

米日露協調で、韓国消滅! 中国没落!
藤井厳喜・宮崎正弘

対談本風の作りになっている、往復書簡的な本。

どちらも専門家なので色々詳しいことがわかって面白いが、対談本の読みやすさはない。

日米が組むのは必定だがロシアもそれに乗っかってくるのか。

ロシアという国は本当にわからない。

国民の暮らしは結構厳しいはずで、あの糞寒い中よく我慢できるな、と思うが、慣れてしまえばそれもありなんだろうか。

経済があれだけ苦しいのに、ちゃっかり軍事ではアメリカに次ぐというのだから舐めてはいけない。

そもそも日本は北方領土の問題を抱えているから、ロシアとはあくまで条約などを通さず連携することになるのだろうが、果たして上手くいくのかどうか。

とりあえずこの本にはそれ以外のありとあらゆるテーマが語られていて、バラエティに富んでいるという人もいるだろうし、ちょっとテーマが拡散しすぎという人もいるだろう。

面白いがこれなら各々の本を読んだ方がいいかもしれない。

影法師

影法師
百田尚樹

さすが百田さん読みやすかった。

2人の人物の人生を追う形で進むのだが、そちらよりも勘一が子供の頃の出来事がいろいろ記憶に残っている。

武家の次男坊は大変だとか、百姓一揆で関わった者たちが次々に死んでいく場面など、やはり当時の風習は辛いものが多い。

おそらく手を加えれば書き加えられる場面が多いと思うのだが、まあこれが完成形と百田さんが思うのなら仕方ない。

ちょっと設定に無理があるんじゃないか、とも思うがこれも作風のうちのひとつなのだろう。

短いのでさっと読むことが出来る。

読書感想文なんかにいいかも。

韓国・韓国人の品性

韓国・韓国人の品性
古田博司

このところはまっている古田博司教授の本。

若干古いが今でも全然読める。

内容は物凄い(笑)

朝鮮学なんぞやるものではない、という古田教授の顔がまざまざと思い浮かぶ。

ここまでばっさりとやると韓国人側もそんなに事を荒立てたりしないのか。

朴槿恵の告げ口外交はやっぱり韓国以外では不評だったのね、とかいろいろとわかることもある。

何せ40年掛けて、学者人生を費やして得た答えが「朝鮮には何もない」なので(笑)、説得力が違う。

いやあこの人は貴重だと思う。

この時期に面白いものを読ませて頂いた。

今こそ、韓国に謝ろう ~そして、「さらば」と言おう~

今こそ、韓国に謝ろう ~そして、「さらば」と言おう~
百田尚樹

読みましたよ『今こそ韓国に謝ろう』文庫版。

まあ内容は皆さん知っての通りです。

長年のネットユーザーにとっては知らないことはない内容。

百田さんの軽快なおしゃべり口調(?)で語られるので、本として読む価値はあります。

それにしても日本海挟んで日本とこれほど違う文化(?)が存在したなという感じ。

まず汚い。

俺の住む場所もそりゃあ綺麗じゃないが、そういうレベルでは語れない汚さ。

ひょっとしてあの民族の問題の殆どはあの汚さから来るんじゃないかと思わせる。

その汚穢の中から現在のあの民族が良くやる食品衛生上の扱いの悪さなどが生まれている。

あの地に生まれつくという罰ゲームはほんと厳しい。

俺なんか一日も我慢できないわ。

百田さんも書きながら随分困ったんじゃないか。

本当のことを恐れずに書くととんでもないことになってしまう。

というわけで本書は最近話題の隣国のほんとの姿を現しています。

お勧めですが、ショックを受ける方もいらっしゃると思うので、後は自己責任で(笑)

「韓国・北朝鮮の悲劇」

「韓国・北朝鮮の悲劇」
藤井厳喜
古田博司

いやあ面白かったな。

これは何刷もになるの当然だわ。

書いてあるのは韓国・北朝鮮ばかりではなくて中東やらヨーロッパやら範囲でいうと幅広い。

藤井さんの「リアリスト」という言葉には何とも身が引き締まる思いがしたね。

ネットなんかで見かける情報もそれなりに多いが、対談本とはいえ一冊の本にまとまると分かり易い。

そしてこのお二人がばんばん言っていくことが当てはまりまくって唸ってしまう。

ここ最近の世界情勢がどうなっているのか、その端緒だけでも知りたい人には超がつくぐらいのお勧め。

Kindle版がないのが惜しいかな。

ただ買って損なし。

そしてミランダを殺す

そしてミランダを殺す
ピーター・スワンソン

かなり面白かった。

いくら何でもそんな簡単に信用するかね、と言う場面はあったが、おそらくそういう奴だ、ということなんだろう。

第一部が終わるまでは地道にしか進まないが、第一部まで読んだら残りを読まずにいられないだろう(笑)

実は先に読んだ人の「第一部までは読め」と書いてあるのを読んで、「こりゃあこうなったらどうだろう」と言うように読んだらそれが当たりだったのだが、こんなことは滅多に起こらないので例外として欲しい。

あと終わり方は良くあるパターンだね。

そうなるんじゃないかと思ったらそうなったという終わり方。

アメリカ人好きそうな終わり方だよな。

とにかく一読する価値あり。

最強兵器としての地政学

最強兵器としての地政学
藤井厳喜

これは楽しいね。

勿論まだ地政学の初歩の初歩だが、それでもかなり面白い。

地図をこうやって見るとこんなに世界が違って見えるというのは、判っていたつもりだが新鮮だった。

これはお勧めしたいね。

地政学ってのがどういうものなのかよく判る。

「日本国紀」の副読本

「日本国紀」の副読本
百田尚樹・有本香

日本史は大嫌いだった。

受験に必要だったので取っていたが、まあ酷い点だった。

「日本国紀」は相当気を配って飽きないように作ってあるが、それでも俺には眠かった(笑)

それに比べると、話し言葉が中心であることもあって、こちらの方が随分読み易かった。

大筋の意見には全くその通りだと思うが、ただ1点。

おそらくこの2人はデジタル社会のリテラシーがかなり不足している。

「日本国紀」が必要以上に批判されるのも、おそらくそこが原因じゃないか。

今大学を卒業した、あるいは卒業しようとする人なら、自分の論文にWikipediaからの抜粋は恐ろしくて絶対しないだろう。

この2人にはそれが通じないのだ。

他の本と同じようにWikipediaを参考資料として用いる。

別にWikiからの情報ですよ、という脚注でもあれば良かったんだが、今の若い人とこの2人の間ではそこが多分お互い考えられないほどの差がある。

おそらく指摘しても何のことを言っているのか、そもそもそこのところがよくわからないはずだ。

著者たちが言う通り、「日本国紀」はwebの「虎ノ門ニュース」など、デジタル化された社会にしかあり得ない売れ方をしたし、俺もこれは新しい本の売り方だなと思ってちょっと興奮した。

その2人がデジタル・リテラシーに疎いとは誰も思わないんだが、結構インターネット周辺でも知らないことがあるようなのだ。

百田さんも有本さんもそれぞれの分野では大活躍されていて、その名声が「日本国紀」をあれだけ売ったんだから、幻冬舎はデジタルに詳しい編集者をつけるべきだったと思う。

別に今ついてる編集者が悪いというのではなく、どの情報なら完全に信用して良いのか、どの情報は話半分、どの情報は怪しいといった若い人なら皆知ってるような情報を百田さんに教え込んでいたら、「日本国紀」はもう一段凄い読み物になっただろう。

まあでもそういうことを差し引いても、一度は読んでみる価値のある本です。

2冊共にね。

「セクハラ」と「パワハラ」野党と「モラハラ」メディア

「セクハラ」と「パワハラ」野党と「モラハラ」メディア

藤原かずえ

大変面白かった。

藤原氏の発言はネット上で散見していたものの、集めて書籍にして読むと、日本の言論空間が嫌になるくらいのことが書かれていて、なんかなあ、とうんざりした。

俺の選挙区ではないのだが、岡山選出の柚木議員が出てくると、待ってましたといった感じで、発言が否定されまくる(笑)

またその柚木議員が良く喋るんだこれが(笑)

それから元TBSの杉尾。

まあこの辺の議員は発言云々と言うより存在価値そのものが怪しいが、こいつなんかが偉そうに発言したのが皆即否定される。

そのあたりは良くできたコントみたいだ。

藤原氏がどう思っているのかは知らないが、俺は勝手に彼女のユーモアのセンスをそこに見いだしていて、うんざりするのと同時におかしくて仕方なかった。

まあネットで確認できる情報が主だろうから本を買う買わないはあるだろうが、面白い本であることは確かだ。