なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか

なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか
石平

これは結構驚かされた。

大変な本かもしれない。

石平さんひょっとすると本当に魯迅みたいな人になっちゃうんじゃないか。

それぐらい、日本の思想史を研究し尽くした本だった。

勿論明治以降の内容については本の厚さもあり自身でもまだ納得いってない部分もありで、次の本を待たねばならないが、ここまででも十分凄い本だよ。

石平さんという中国を良く知る人が、何の因果か日本人になり、自分を引き寄せた日本が東アジアで唯一中華思想から自由でいられた特殊な国だったという、何十にも積み重ねられた奇跡に近い出会いがここに集積している。

石平さんは北京大学時代哲学をやってるので、おそらく哲学者としての気概もあったのだろう。

いずれにせよこの本は今のところ石平さんの本のなかで群を抜いた存在だ。

ちょっと堅いので誰でもという訳ではないが、表題に何か引っかかるものがあるという人にはお勧めだ。

米韓同盟消滅

米韓同盟消滅
鈴置高史

韓国がどのような変化をして今の変な国になったのか、比較的最新のところを振り返る形で、現在の危機を語っている。

ネットユーザーには知られた話が多いのだが、やはり韓国側の人の声が聞けることは滅多にないので、そこは新鮮だ。

で、内容だが、まあわざわざ言わずともあの国がどんどんひん曲がっていくのを書いている。

いろんなところで「なんだこりゃ」と思いながらも、最後まで読み通して、やはり変な国であり変な文化であり変な民族だ。

最近ネットで初めて韓国がこんな変な国だと知った方には良いんじゃないかな。