蒼き鋼のアルペジオ 17

蒼き鋼のアルペジオ 17
Ark Performance

もう17巻なのか。

連載ぼちぼち10周年で、フィギュアやらなにやら出すみたいだが、この漫画がどこに行き着くのかが判らない(笑)

いや絵は迫力あるし、女の子好きな人も綺麗に描けてて良いんだろうけど、出てきすぎだ(笑)

でもまあこれはこれでちゃんと需要と供給があるんだろうし、これで良いんだろうな。

なので話は進んでるのかどうかもよく判りません。

次巻では学園祭があるみたいですが、ここへ来て学園祭?

魔眼の匣の殺人

魔眼の匣の殺人
今村昌弘

想像以上の出来。

1作目は正直あれをああ使うのかという、ミステリ界ではあれな展開が話題を呼んだ作品だった。

あればっかりでなんだが、あれをばらしてしまうと前作『 屍人荘の殺人 』の一番の読みどころを駄目にしてしまうので勘弁して欲しい。

で、今回はあれは使えない。

これから先使われるかもしれないが、とりあえず今回は使われなかった。

つまり1作目をヒットさせた要素がまず抜かれているのだ。

しかしそんなことを感じさせない出来だった。

若干弱いと思われるのは予言が成就することに対する恐れが登場人物にもう少し描けていたら、犯人を指摘する時の「動機」の部分がもっとすっきり読めただろうと言うことだけだ。

さらに「八つ当たり」での逆転劇があって、次の作品への引きも書いてある。

前作もそうだったがサービス精神旺盛。

登場人物の名前も、前作ほどじゃないが分かり易く作ってある。

ヒットの後の第2作としては申し分ない。

そうなると楽しみになるのは次回作ということになる。

この作者要注目です。

あ、岡山大学卒らしいですが評価には関係ありません。

是非1作目を読んでから2作目読んでください。

藪の中

藪の中
芥川龍之介

なんか久しぶりに読んだ。

「藪の中」は登場人物の違いで筋が微妙に違い、そこが面白いところなのだが、ミステリ好きはどこかに隠れた真相があるんじゃないかとちょっとむきになってしまう。

そういうことがいかんのだな。

そこを含めて作品の何たるかを見なければならん。

難しいな(笑)

でもさすがだと改めて思わされた。

恋と禁忌の述語論理

恋と禁忌の述語論理
井上真偽

結構面白かった。

多分この人それなりに論理学やってるんだけど、書きたいものはラノベに近いのな。

「その可能性は考えた」の方も既に2冊読んでるんだけど、ミステリよりもむしろラノベなんだね。

何か急に納得いったな。

これもアラサーの叔母と大学入ったばかりの甥で話が進むんだけど、この二人の関係が最後まで微妙なのはラノベだからか。

論理学の方は全然大丈夫だった。

俺飛ばして読んだもん(笑)

と言うわけで叔母と甥の微妙な関係が許せる方にはお勧め。

日本は誰と戦ったのか

日本は誰と戦ったのか
江崎道朗

「ヴェノナ文書」がアメリカで公表され、日本でもようやく知られるようになったが、日本もアメリカも、コミュンテルンによる陰謀の前では無知な幼児のように転がされたんだなあと思い知らされた。

あの大戦がソ連の計画のままに進んでいたんだと思うとぞっとする。

インテリジェンスは日本にもアメリカにも存在していたのにもかかわらず、結局のところ最後の最後で役に立たなかった。

そう考えるとあれから70年以上がたって、日米が強力な同盟を築いているのは光明だ。

グラスバードは還らない

グラスバードは還らない
市川憂人

結構名作になり得た作品ではないか。

もう少しじっくり書けば結構良い物が出来ると思う。

実際グラスバードが云々は読み出すか読み出さないかのうちにわかったが、それは別に本題ではないんだろう。

アマゾンの書評に「ディーバーかよ」というのがあったが、あの刑事2人組ならアクション場面はもっと入れても良いと思う。

後はもう少しいろいろな細かな部分を詰めたら凄い作品を作る可能性を感じた。

今はまだゴツゴツした作品だが、お勧めしたい。