なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか

なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか
石平

これは結構驚かされた。

大変な本かもしれない。

石平さんひょっとすると本当に魯迅みたいな人になっちゃうんじゃないか。

それぐらい、日本の思想史を研究し尽くした本だった。

勿論明治以降の内容については本の厚さもあり自身でもまだ納得いってない部分もありで、次の本を待たねばならないが、ここまででも十分凄い本だよ。

石平さんという中国を良く知る人が、何の因果か日本人になり、自分を引き寄せた日本が東アジアで唯一中華思想から自由でいられた特殊な国だったという、何十にも積み重ねられた奇跡に近い出会いがここに集積している。

石平さんは北京大学時代哲学をやってるので、おそらく哲学者としての気概もあったのだろう。

いずれにせよこの本は今のところ石平さんの本のなかで群を抜いた存在だ。

ちょっと堅いので誰でもという訳ではないが、表題に何か引っかかるものがあるという人にはお勧めだ。

ワンパンマン 19

ワンパンマン 19
村田雄介

ワンパンマンも19巻。

ガロウ編だが、もうガロウはお腹いっぱい(笑)

そろそろ進めないとアニメに追いつかれるだろ。

というか追いつかれるな(笑)

どうするつもりなんだろう。

次の一巻が出る頃にはアニメ終わるし。

まあアニメは日本以外でも相当人気なので、漫画とは別のスピードで進めるのもありかも知れない。

というわけで話が進むのは次の巻までお預け。

「統一朝鮮」は日本の災難

「統一朝鮮」は日本の災難
古田博司

面白い。

これまで古田教授の本を3冊読んで、一番面白かったのは藤井厳喜さんとの対談だが、これも面白い。

やはり朝鮮を斬るとき切り方は前2冊と同じだが、こちらは少し堅めの本なので、かなり納得のいくように書いてくれている。

何より一番古田教授の本を読んでいて助かったのは、韓国や北朝鮮についてどうあっても別に何も感じなくなったところだ。

この民族は日本に何かやろうと思ってやれる民族ではない。

ついでにいうと中国も実はかなり脆弱で、元々戦争に弱いことに加えてあの地形では、日本に攻めてくるのはまず不可能だ。

少なくともその実感が得られたのは大きかった。

統一朝鮮がどうの中国がどうのという前に、国内をきちんと掃除しておくのが大事だとわかった。

古田教授は他にも色々朝鮮民族の特色など書いてくれている。

どれを取っても知りたくないような話ばかりだが、興味のある人はどうぞ。

百田さんの「韓国に謝ろう」と比べて、遙かにこちらの方がかかった年月と学識が違うと思った。

まああれも面白い読み物だが、最近の韓国に何か言いたいことがある人には古田教授の本を薦める。

美女と竹林

美女と竹林
森見登美彦

これは森見先生の相当熱心なファン以外は手にとってはいけない。

一言で言えばゴミ(笑)

要するに小説宝石の連載をまとめたものなのだが、内容は薄い(笑)

色々と作家生活の中で賞をもらったり対談をしたり、出来事が起こって、それを面白おかしく書いていくのだが、面白いには面白いが、あんまり人には勧めたくないし、自分としてもなんだか時間を無駄に使った気になる。

アマゾンの書評に「できない仕事は断ろう」とあって思わず笑ったが、まさにそういう本だ。

多分作家もこれを商品とするのに気まずいものがあると思うので、皆見かけてもそっとしておこう。

米日露協調で、韓国消滅! 中国没落!

米日露協調で、韓国消滅! 中国没落!
藤井厳喜・宮崎正弘

対談本風の作りになっている、往復書簡的な本。

どちらも専門家なので色々詳しいことがわかって面白いが、対談本の読みやすさはない。

日米が組むのは必定だがロシアもそれに乗っかってくるのか。

ロシアという国は本当にわからない。

国民の暮らしは結構厳しいはずで、あの糞寒い中よく我慢できるな、と思うが、慣れてしまえばそれもありなんだろうか。

経済があれだけ苦しいのに、ちゃっかり軍事ではアメリカに次ぐというのだから舐めてはいけない。

そもそも日本は北方領土の問題を抱えているから、ロシアとはあくまで条約などを通さず連携することになるのだろうが、果たして上手くいくのかどうか。

とりあえずこの本にはそれ以外のありとあらゆるテーマが語られていて、バラエティに富んでいるという人もいるだろうし、ちょっとテーマが拡散しすぎという人もいるだろう。

面白いがこれなら各々の本を読んだ方がいいかもしれない。