「セクハラ」と「パワハラ」野党と「モラハラ」メディア

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藤原かずえ

大変面白かった。

藤原氏の発言はネット上で散見していたものの、集めて書籍にして読むと、日本の言論空間が嫌になるくらいのことが書かれていて、なんかなあ、とうんざりした。

俺の選挙区ではないのだが、岡山選出の柚木議員が出てくると、待ってましたといった感じで、発言が否定されまくる(笑)

またその柚木議員が良く喋るんだこれが(笑)

それから元TBSの杉尾。

まあこの辺の議員は発言云々と言うより存在価値そのものが怪しいが、こいつなんかが偉そうに発言したのが皆即否定される。

そのあたりは良くできたコントみたいだ。

藤原氏がどう思っているのかは知らないが、俺は勝手に彼女のユーモアのセンスをそこに見いだしていて、うんざりするのと同時におかしくて仕方なかった。

まあネットで確認できる情報が主だろうから本を買う買わないはあるだろうが、面白い本であることは確かだ。

殺人鬼にまつわる備忘録

殺人鬼にまつわる備忘録
小林泰三

これはどうもミステリよりはSFなんだな。

それよりもホラーか。

なんだか前向性健忘症という障害を持っているのだが、それが上手く回っているのかどうかが気になってミステリ部分はあまりな感じだった。

殺人鬼も人殺しまくってる割にダラダラした感じでどうもなあ。

狙っている題材は凄くはまっているのに、もうちょっと料理の仕方があったんじゃないかと思うと残念だ。

あと、この人スターシステムみたいなことやろうと思ってるみたいなんだけど、止めた方が良いと思うな。

いくつか謎っぽいものが残るんだけど、それが明らかになるらしい他の本とか読む気にならんよ。

後この本『記憶の破断者』という題で単行本出ていたようなので、お間違えないよう。

おそらく題名が良くないので文庫化するとき変更したのだと思うが、それは正解かな。

でもまあ人に勧めることはないね。

売国官僚

売国官僚
カミカゼじゃあのwww

2ちゃん発の本。

いろいろネットで調べて、本名がガンガン出てくる。

今の時代ネット調べるだけでこんなに調べられるんだと感心した。

     財務省が売国なのも文科省が売国なのももう今更だが、それ以外にも労働団体やらソフトバンクやらいろいろ出てくる。

   ただ2ちゃんの頃と決定的に違うのは冊子にまとまったことであり、それ故多少バラバラでも一冊になるまで対象を増やさざるを得なかったことと、縦書きが読み辛いということだった。

俺自身もちょっとびっくりしたが、ネットでも横書きが書物での縦書きに変わると、随分印象が変わるものだ。

      これまだ第一弾と第三弾があるようなので、また近々読んでみることにする。

13・67

13・67
陳浩基

いや面白かった。

これだけのものが書けるのは才能だろうなあ。

最初は何が始まったのかと思ったけど。

クワンの人生を遡って見せていくんだけど、所々におっと思わせるところがあって、「なるほどここでこうなってだからこうなんだな」とニンマリしてしまう。

問題は人名や固有名詞が慣れないもんだから時間がかかることぐらいかな。

俺は結構早読みだと思うけど、最初の方はかなり時間かかったからね。

これは結構本気でお勧めです。

読みのがしてる人是非。

本格派であって社会派な部分が良く出ています。

2019本格ミステリ・ベスト10

2019本格ミステリ・ベスト10
探偵小説研究会

今年は本格ミステリは不作だったな。

ベストが短編集だもの。

強いて言えば翻訳物の「カササギ殺人事件」ぐらいだね、今年の目玉は。